日本空港ビルデングは、12月16日、ロシア連邦極東地域に位置するハバロフスク国際空港の、新旅客ターミナル整備運営事業を開始することを明らかにした。
なお、このプロジェクトを遂行するに先駆け、今回同社は、ハバロフスク空港会社(PJSC”Khabarovsk Airport”以下、KHV)および、双日、海外交通・都市開発事業支援機構(以下、JOIN)と覚書を締結したことも併せて発表した。
このプロジェクトは、日本が官民を挙げて推進している質の高いインフラ海外展開の一環。
KHVおよび、日本空港ビルデング、双日、JOINで構成される「日本連合」が共同して、ハバロフスク空港に新しい国内線旅客ターミナルを建設し、その運営を手掛けるプロジェクトである。
日本空港ビルデングは、羽田空港で培った経験とノウハウを活かした海外事業展開を、また双日は、空港運営分野への進出により、収益力強化を図りたいとしている。
一方、JOINは日本企業の海外空港運営事業への参入をサポートすることで、ロシア極東地域の発展に貢献したいとし、今後、日本連合は、今回の覚書をきっかけに、KHVとの最終合意に向けた協議を更に進めていく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本空港ビルデング プレスリリース
http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/
双日 プレスリリース
http://www.sojitz.com/jp/news/2016/12/20161216.php
海外交通・都市開発事業支援機構 プレスリリース
http://www.join-future.co.jp/news/pdf/20161216_01_01.pdf