10月の出来高総計は4兆7,198億円
国土交通省は12月16日、平成28年10月分の「建設総合統計」を公表した。統計によると10月の建設工事出来高の総額は、前年同月比1.7%増の4兆7,198億円だった。
内訳では民間工事が前年同月比6.4%増の2兆7,392億円、公共工事が4.2%減の1兆9,806億円となっている。
民間工事のうち建築工事は前年同月比6.9%増の2兆2,660億円。この居住用建築工事は、7.9%増の1兆4,299億円。非住居用建築工事は、5.4%増の8,361億円だった。土木工事は3.7%増の4,732億円となっている。
公共工事では建築工事が、前年同期比4.2%減の1兆9,806億円。土木工事は3.0%減の1兆6,412億円だった。
関東地方の出来高は1兆5,642億円
地域別の建設工事出来高をみると、北海道が前年同月比0.9%減の3,114億円。東北地方は7.4%減の6,015億円。
関東地方は2.3%増の1兆5,642億円。北陸地方は7.2増の2,709億円。中部地方は5.3%増の5,296億円。近畿地方は7.3%減の5,801億円。
中国地方は2.1%減の2,354億円。四国地方は5.1%増の1,367億円、九州・沖縄地方は1.5%増の4,901億円となっている。
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/houdou201612.html