20%を取得して事業に参画
丸紅は、12月20日、フィリピン共和国においてPuting Bato火力発電所(以下、プティンバト発電所)を保有するSouth Luzon Thermal Energy Corporation(以下、SLTEC)の株式20%を取得し、同発電所の運営に参画することを発表した。
プティンバト発電所の概要
プティンバト発電所は、同国バタンガス州カラカ地区に位置。発電容量は270MW(135MWx2基)で、2015年4月より営業運転を開始している。
なお、同発電所を保有するSLTECには、同国大手PHINMAグループ傘下で電力・エネルギー事業を手掛けるPHINMA Energy Corporationが45%、及び同国最大手一つであるAyalaグループ傘下のAC Energy Holdings, Inc.が35%をそれぞれ出資。
今回の参入では、丸紅の同国での長きにわたる電力事業での実績やノウハウが両社より高い評価を受けた結果とされる。
フィリピン共和国の発展に貢献
丸紅は、同国における発電設備総容量の約20%の発電事業に出資し、同国の経済発展に貢献している。
なお、今回のプロジェクト参画をきっかけに、同社はPHINMAグループやAyalaグループとの関係強化を図り、今後も引き続き、世界で培った電力事業の経験や知見を活かし、同国における電力の安定供給に努める方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
丸紅 プレスリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2016/release/20161220J.pdf