ハイアス・アンド・カンパニー株式会社は8日、「建築家と建てる家に関する意識調査2016」の実施結果を公表した。
調査の対象となったのは、2 年以内に注文住宅の購入を検討している消費者(【2年以内に注文住宅を建てる検討】層)、ならびに建築家と家を建てた経験を持つ消費者(【建築家と家を建てた】層)計531名だ。
調査ではまず、「建築家」に対して人々が抱いているイメージについて尋ねている。【2年以内に注文住宅を建てる検討】層、【建築家と家を建てた】層、いずれでも割合でトップとなったのが「敷居が高い」という印象。
また【2年以内に注文住宅を建てる検討】層では、家を建てるに当たり建築家への依頼を検討しているのは約半数となるなど、「建築家」に敷居の高さを感じる人も少なからずいるとみられる。
一方で【建築家と家を建てた】層においては、「敷居が高い」とならんで「要望を聞いてくれる」という印象が同率でトップに。
また建築家と建てた家に「満足」している人が7割以上、建築家との家づくりをして「良かった」人が、多数の「自分の要望と価格のバランスを考慮してくれた」という意見の後押しの元、8割以上を占めた。
事前のイメージとして感じられる敷居の高さに対し、実際に建築家と家を建てた場合にはその過程を含め、一定の満足を得られた人が多いといえる結果となっている。
調査ではその他にも、省エネならびに断熱・気密性能への関心やゼロ・エネルギーハウス(ZEH)の認知度、家づくりで重視したほうがいいと思うものなどについて調査。
「省エネ性能」「断熱・気密性能」はいずれの層も「意識する」人が9割に上る一方、ZEHについては6割が「分からない」と回答するなど、興味深い結果が浮かび上がっている。詳細はハイアス・アンド・カンパニー株式会社のプレスリリースにて。
(画像はプレスリリースより)
(調査結果はR+house調べ)
▼外部リンク
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社 プレスリリース
http://www.hyas.co.jp/