社内を活性化
戸田建設は、12月5日、「戸田建設が考える建設の未来像~2030年の姿~」を提案する取り組みを実施していることを発表した。
今回の取り組みは、「生産性No. 1推進委員会」による活動の一環。なかでも、若手社員で構成される「夢たまごWG」が活動の中心となって、10~15年先の「できるはずの技術」を想定し、目標となる未来像を示したという。
主な提案内容
この提案では、高度な情報化、工業化、他産業技術等によって生産性が向上した「夢ある建設業」を描いた。
具体的には、「入社2年目の建築社員」、「入社5年目の土木社員」、「入社12年目の建築主任社員」、「入社11年目の機械社員」という立場の異なる4人が主人公となって、ストーリーを展開。
VR(Virtual Reality)を使用した遠隔地での会議の状況、ロボットを用いた効率的な竣工検査等、読者が実感できるような構成にしたという。
「夢ある建設業」を実現
1989年、同社にて「新世紀2010年の建設技術について」という社内懸賞論文を全社員から募集する企画を行ったところ、その取り組みは社内活性化だけでなく、その後の技術開発テーマの提案に大きく貢献した。
同社は今後、今回の取り組みをベースに、オープンイノベーションによる社外のアイデアや技術を活用し、将来の技術開発等に役立てながら、「夢ある建設業」の実現を目指す方針である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
戸田建設 プレスリリース
http://www.toda.co.jp/news/2016/20161205.html