日揮、愛媛県新居浜市で「メチオニン製造装置」を建設

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日揮、愛媛県新居浜市で「メチオニン製造装置」を建設

2016年12月07日 02:30

メチオニンの需要増に対応

日揮は、12月1日、住友化学向けに「メチオニン製造装置建設工事」を受注したことを明らかにした。

メチオニンとは、鶏の成長促進に欠かせない必須アミノ酸の一種。近年では、新興国を中心とした鶏肉の消費拡大を背景に、鶏の飼料添加物としてメチオニンの需要が拡大中だ。住友化学は、新たにメチオニン製造設備を建設することでこの需要増に応えたい考えである。

受注概要

日揮は、今回、住友化学より、メチオニン製造装置一式に係わる設計、機材調達、建設工事(EPC)役務を受注。住友化学 愛媛工場内(愛媛県新居浜市)にて建設工事を進め、2018年半ばの竣工を目指す予定だ。

なお、契約形態はランプサム契約、契約金額は非公表である。

国内化学メーカー各社のニーズに貢献

国内化学メーカーでは、現在、国内において付加価値の高い製品の製造を継続し、より汎用的な石油化学・化学製品については、その生産拠点を海外に移転する傾向にあるという。

日揮は、国内だけでなく、海外においても豊富なプロジェクト遂行実績を有する。今後も国内化学メーカーにおける国内でのニーズ、海外でのニーズ双方にきめ細やかに対応し、メーカー各社の製造設備の実現や海外進出のサポートに積極的に取り組む考えだ。

▼外部リンク

 

日揮 プレスリリース
http://www.jgc.com/jp/DisplayHtml/view/161

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