リアルタイムに施工情報が共有できる「Visios-3D」
不動テトラは11月29日、ソイルテクニカと共同で地盤改良工法の新施工管理システム「Visios-3D」を開発し、実用化したと発表した。
地盤改良工事の施工情報は、施工機の運転席に設置された施工支援画面に表示されるため、複数のスタッフがリアルタイムに情報を共有して確認することができない。さらに施工情報はオシログラフや集計表の様式で改良体ごとに出力されるが、スラリー量や電流値などを現場全体で視覚的に評価することも困難だ。
わかりにくかった施工情報を3Dで一目瞭然に
共同開発された「Visios-3D」は、これらの課題を解決するための新たな施工管理システムである。
新たに開発したのは地盤改良の施工状況を随時アニメーションで表示する「リアルタイム施工管理システム」と、施工情報を3D表示できる新施工管理システム「Visios-3D」。不動テトラの機械撹拌式深層混合処理工法「CI-CMC工法」に搭載し、実用化した。
地盤改良施工機にこのシステムを搭載することで、これまでわかりにくかった施工状況を、複数の現場スタッフがタブレット端末などから3D画像によってリアルタイムに確認できるようになった。
不動テトラは今後、このシステムを活用して
さらに確かな品質の地盤改良技術を提供していきます
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
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株式会社不動テトラのプレスリリース
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