着々と立体駐車場を受注
日成ビルド工業は、11月28日、タイの首都バンコクにて、同国内、最高層・最大規模のタワー式立体駐車場が完成したことを発表した。
この新駐車場は、同国にて2014年12月に完成した自走式立体駐車場(4階建て、160台収容)に続く大型物件。2016年2月下旬より建設が進められていた。
設備概要
今回完成した「タワー式立体駐車場」は、首都バンコクの中心部で、高級住宅や商業施設が集まっているエカマイ地区にて、コンドミニアムをはじめ、サービスアパートメント、ホテル複合施設の居住者及び宿泊者用に建設された。
最高高さは55メートル、最大駐車台数250台を収容できる規模を有し、利便性と安全性の双方を重視。ハイルーフ車等の大型車にも対応するほか、最新の入出庫管理及びメンテナンス対応システムを採用。
また、日本国内の安全基準に準拠した人感センサーを設置したという。
東南アジア地域で市場開拓
東南アジア諸国においては、多くの都市で慢性的な道路渋滞や駐車場不足が深刻化。
今後、オフィスビル、商業施設、住居複合施設等において立体駐車場の需要増が見込まれることから、同社では、同地域における立体駐車場市場への参入を積極的に推進していく方針である。
▼外部リンク
日成ビルド工業 プレスリリース
http://www.nisseibuild.co.jp/