オーストラリアで業務拡大
大林組は、11月17日、オーストラリアの建設会社でニューサウスウェールズ州シドニーに本社を置くBuilt社と、同国の建築事業に関する業務協力協定を締結したことを発表した。
協定の内容
今回、協定を締結したBuilt社は、同国内で豊富な施工実績と知見を有し、主要都市にて商業施設、オフィスビル、ホテル、店舗などの建築事業を展開中だ。
大林組は、技術力や財務力をいかし、Built社と共に営業情報の共有、JVで応札するプロジェクトの検討など、同国における両者の競争力の強化を図るとともに、事業規模の拡大に取り組む考えである。
なお、この協定は、11月7日に締結。協定期限の定めはない。
オセアニアにも注力
日本における建設市場は縮小傾向にあるが、海外の多くの地域では、建設投資の拡大が見込まれる。
大林組は、現在、収益基盤の多様化を推進中だ。今回の協定は、オーストラリアにおける本格的な営業展開への第一歩。これまで注力してきた北米や東南アジアだけでなく、オセアニア地域を重点エリアと位置付け、今後も海外建設事業の拡大を目指していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大林組 プレスリリース
http://www.obayashi.co.jp/press/news20161116_01
Built社 ホームページ
http://www.built.com.au/