従来よりコストを20%削減
竹中工務店とケミカルグラウトは11月22日、地盤改良技術「コンパクト・ジオラティス工法ー矩形」を開発したと発表した。この技術によって、液状化対策コストがこれまでより20%削減できる。
竹中工務店は液状化対策技術「TOFT工法」のノウハウを活かした地盤改良技術、「コンパクト・ジオラティス工法」を2012年に開発した。建築物の利用者が通常の業務を行いながら液状化対策工事を行えるのが特徴だが、コストが高いという課題があった。
円形の改良体を矩形にし、本数を最小限に
そこで、改良体の本数を減らすことでコストの低減を実現するために、これまで円形だった改良体を矩形に改める新たな工法を開発した。
これまでは円形の改良体を柱列状に配置していたが、新工法では矩形の改良体を連続して配置することで、割付本数を最小限に抑えることに成功した。
竹中公務手では今後、新工法を
埋立地に建つ既存の生産施設・工場内インフラや災害時の防災拠点となる庁舎、病院など
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
に積極的に提案していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社竹中工務店、ケミカルグラウト株式会社のプレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/