エー・エス・ディとM’s 構造設計は12月19日、地域密着を旨とする設計事務所・工務店を主な対象とした「熊本地震による築浅倒壊物件の解体調査報告会」を東京都中央区銀座の中小企業会館にて開催する。同報告会は、安心できる家づくりを支援するために2社が発足した「耐震不安解消プロジェクト」による活動の一環だ。
2016年の熊本地震においては多くの建物被害が発生したが、エー・エス・ディとM’s 構造設計が実施した現地調査の結果、その主な原因は構造設計や施工管理の不足にあることが判明したという。
建築業界の2社はこれを受けて、地震災害をテーマとし、家づくりについて多様な観点から問題や情報の共有に努めることを目的とした「耐震不安解消プロジェクト」を発足。このたびその活動第一弾として、「熊本地震による築浅倒壊物件の解体調査報告会」を共催する運びとなった。
なお当日は2社に加え、建物構造・基礎・地盤の三位一体による設計・施工等を手掛けるソイルペディアも参加。同社ならではの視点により、地震による建築物の倒壊防止にフォーカスした講演が行われる予定となっている。
「熊本地震による築浅倒壊物件の解体調査報告会」は12月 19日の13:30から16:30にかけて、東京都中央区銀座2-10-18の中小企業会館 9階講堂にて開催。当日配布の資料代として参加費3000円が必要だ。定員は先着100名で、現在セミナー案内ページならびにエー・エス・ディ(TEL:045-478-2482、メール:sales@asd-inc.co.jp)への問い合わせを介して参加を受け付けている。
▼外部リンク
エー・エス・ディ プレスリリース
http://www.asd-inc.co.jp/doc/20161121_1_pressrelease.pdf
セミナー案内ページ
http://www.asd-inc.co.jp/