個別設置していたファイルサーバをクラウド化
竹中工務店は11月18日、これまで各作業所に個別設置していたファイルサーバを、クラウドサービスに切り替えると発表した。
ファイルサーバのクラウド化によって、図面や工程表など各種資料の確認がどこからでも可能になる。本店・支店・各事業所間での情報共有がスムーズに行えるため、よりタイムリーな合意形成が実現し、作業の効率化が図れる。
すでに今年5月から、新たに着工する作業所にて順次利用を開始しており、国内の全作業所の約8割に展開する方針だ。
通信高速に対応したプライベートクラウドサービスを採用
クラウドサービスは安全性、将来性、拡張性の観点からNTTコミュニケーションズが提供するプライベートクラウドサービスを採用した。
通信高速化に対応しており、クラウド化の課題となる資料へのアクセス速度について、業務に支障のないスピードを実現していることが採用の決め手となった。
今後は作業所のファイルサーバクラウド化の実績を踏まえ、本支店事業所で共有されている資料もクラウド化を進めていく予定だ。さらに、クラウド化の効果を検証しながらグループ会社へも展開し、より緊密な情報共有とグループ各社の連携の強化を図っていく。
(画像はプレスリリースより)
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