スチールプランテック、次世代環境対応型高効率アーク炉「エコアークライト」を初受注

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スチールプランテック、次世代環境対応型高効率アーク炉「エコアークライト」を初受注

2016年11月18日 23:00

次世代環境対応型高効率アーク炉の初号機を受注

スチールプランテック株式会社は11月17日、中山鋼業株式会社より、次世代環境対応型高効率アーク炉「エコアークライト(ECOARC-light)」の初号機を受注した、と発表した。

低コスト・省エネで環境に優しいアーク炉

「エコアークライト」は、国内外で6基納入している環境対応型高効率アーク炉「エコアーク(ECOARC)」と同じ水準の省エネルギー効果を有する最新鋭の次世代環境対応型高効率アーク炉。

エコアークは、予熱装置の設置により、生産コストの大幅削減が可能で、短期での投資回収と収益性向上が見込める。また、地球温暖化ガスを30%削減、DXN排出量は少なく、ダスト排出量も40%削減する環境に配慮したアーク炉。

エコアークライトは、エコアークからフラットバス溶解法を継承しているため、ダスト発生量の低減、騒音・電源障害の低減、電源設備などの寿命延長等も期待できる。

また、既設のアーク炉設備、天井クレーン、専用バケットなど、既存の工場内設備を可能な限り利用することにより、初期導入コストの低減と工期の短縮を実現している。

省エネ効果として、トン当たり100kWhの電力削減を目指している。また、原料のスクラップを安価な下級屑に変更可能なため、原料コストの低減も見込める。

エコアークライトは、エコアークの交流式と異なり、直流アーク炉であるため、電力原単位の低減がさらに大きくなると期待される。

設備の導入期間が短い

エコアークライトの設備設置期間は約1カ月半と短く、エコアークの約3カ月に比べ、約半分。

中山鋼業への導入は、2018年夏季の炉休期間に行う計画で、9月中の稼働を予定している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

スチールプランテック株式会社のプレスリリース
http://steelplantech.com/ja/news/4636/

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