住宅ニーズ高まるベトナムでマンションなどの開発事業
三栄建築設計は11月4日、ベトナム・ホーチミンの分譲住宅開発事業に参画すると発表した。
堅調に経済成長を続けるベトナムは今後、中間所得層が増加すると予想され、都市部における分譲住宅の需要が高まっている。また2015年7月に施行された改正住宅法で外国人の不動産購入に関する規制緩和が行われたため、分譲住宅マーケットは一層の拡大が見込まれる。
このような状況を背景に、三栄建築設計はプレサンスコーポレーションと共同で株式会社プロスエーレを設立。プロスエーレとベトナムの不動産デベロッパーのTIEN PHAT社との間で合弁会社を設立し、ホーチミン市にて分譲住宅開発事業に取り組むことを決定した。
プロジェクト全体の予定売上高は約58億円
開発地はホーチミン市の中心部から3.5キロ離れた7区。延床総面積7万2,551.5平米、総戸数504戸の分譲マンション及び商業施設の複合開発事業となる。
プロジェクト全体の完成時期は2020年4月の見込み。また販売期間は2017年11月~2019年11月の予定だ。プロジェクト全体の売上高は、約58億円を見込む。
TIEN PHAT社の親会社のHOA BINH社は、ベトナムを代表する民間総合建設会社。代表的な建築物に2016年にホーチミン市に開業した45階建ての「新サイゴンセンター」や、ハノイ市の65階建てビル「ベティンバンク ビジネスセンター オフィスタワー」などがある。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社三栄建築設計
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