三井不動産株式会社は11月7日、事業推進者の一員として進める「日本橋室町東地区開発計画」および「日本橋本町二丁目特定街区開発計画」が、平成28年度土地活用モデル大賞において最高賞である国土交通大臣賞を受賞した、と発表した。
土地活用モデル大賞は、一般財団法人都市みらい推進機構が主催し、国土交通省が後援。今回で13回目になる。
土地の有効活用や適切な維持管理に取り組み、模範的事例、「成功モデル」となる事例を募集し、優れた事例について「国土交通大臣賞」をはじめとする表彰を行い、優れた土地活用を全国的に紹介しその普及を図るもの。
審査委員会は、「プロジェクトの具体化に当たっての工夫」および「プロジェクトによる周辺地区活性化や社会的な貢献」について、土地活用についての課題対応性、先導性、独創性、汎用性を基に審査を行った。
「日本橋室町東地区開発計画」および「日本橋本町二丁目特定街区開発計画」は、「日本橋再生計画」のコンセプト「残しながら、蘇らせながら、創っていく」に基づき、多くの大規模な街並みの建て替えや再開発を行った。
日本橋の歴史に活きる福徳神社や福徳の森などと、COREDO室町1、2、3、野村ビル、千疋屋ビルなどの近代的なビル群とが共生し、持続可能な都市として再生を果たし、日本橋地区に新しい価値を創造した。
三井不動産は、この事業の総合マネジメントを行った。日本橋エリア全体の付加価値を高めた再開発に対し、優れた事例として評価された。
日本橋では、官・民・地域が一体となって、10プロジェクトを「日本橋再生計画」の第2ステージと位置づけ推進している。今後も三井不動産は、推進メンバーの一員として様々な取り組みを継続する。
(画像はプレスリリースより)
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三井不動産株式会社のニュースリリース
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