国土交通省の新丸山ダム建設に伴い出力増強
関西電力は11月1日、「丸山発電所」と「新丸山発電所」の最大出力を増加させると発表した。
国土交通省が岐阜県で進めている新丸山ダム建設で、ダムの水位が6.5メートル上昇する計画であるため、関連する関西電力の発電所「丸山発電所」と「新丸山発電所」の水路工作物の補強や取り替えなどの工事を行い、最大出力を増加させる。
「丸山発電所」は15万1,000キロワットに強化
「丸山発電所」は発電機が2基あり、2基を合わせた最大出力量は13万8,000キロワット。これを水路工作物の嵩上げおよび補強工事、水車発電機の取り替え工事にて15万1,000キロワットまで増加させる。すでに今年7月に着工しており、平成32年7月完成の予定だ。
一方、「新丸山発電所」の現在の最大出力量は6万3,000キロワット。これを水路工作物の嵩上げおよび補強工事、水車発電機の分解組み立て工事にて6万9,400キロワットに増強する。工期は未定だが、新丸山ダムが竣工する平成41年度までに完成させるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
関西電力株式会社のプレスリリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2016/1101_1j.html