建築文化を情報発信
竹中工務店は、10月27日、建築文化全般にかかわる幅広い情報発信を目的とした季刊広報誌「approach」(アプローチ)が、企業メセナ協議会が主催するメセナアワード2016において、「優秀賞 建築文化接近賞」を受賞したことを発表した。
同協議会は、企業によるメセナの充実と社会からの関心を高めることを目的に、1991年「メセナ大賞」(2003年より「メセナ アワード」に改称)を創設。「approach」は、2014年、民間組織が取り組むメセナ活動として、「This is MECENAT」と認定されている。
「approach」の概要
「approach」は、企業広報誌発行全盛期の先駆けとして、当時の社長である故 竹中錬一氏が発案し、1964年に創刊した。
建築・デザインをはじめ、国内外の歴史や文化・自然・環境・教育など幅広いテーマを特集し、TAKENAKA TOPICSとして、同社の作品を7、8件紹介。
今回の受賞では、1964年の発刊以来、建築をベースに、クオリティの高い内容を発信し続けていることが大いに評価されたという。
WEB版もスタート
「approach」は、2013年春号以来、誌面をリニューアル。日本語と英語によるWEB版がスタートし、より多くの人が閲覧できるようになった。
創刊から半世紀が経ち、時代が移り変わったとしても、同社は今後も普遍的な価値を追求し、「approach」を通じて、社会へメッセージを発信し続けていく考えだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
竹中工務店 プレスリリース
http://www.takenaka.co.jp/news/2016/10/04/index.html