8職種、6職種ともに「鉄筋工(土木)」の不足率が2.3%
国土交通省は10月25日、平成28年9月の「建設労働需給調査」の結果を公表した。建設業界における労働者の需給動向を、職種と地域別に調査したもの。
これによると9月における8職種計の過不足率は、前月から横ばいの0.9%の不足。6職種では1.1%の不足となっている。8職種、6職種ともに「鉄筋工(土木)」が大きく不足しており、いずれも2.3%の不足となった。
東北地方の過不足状況は8職種が0.7%、6職種が0.9%の不足だった。
11月の労働者確保「困難」は25.1%
11月における労働者確保(8職種)の見通しは「普通」が68.0%。「困難」と「やや困難」の合計は25.1%で、対前年同月比2.9ポイント下降した。「やや容易」と「容易」の合計も7.0%で、前年同月比で0.7ポイント下降している。
12月の見通しについては、「普通」が63.1%。「困難」は19.8%で、前年同月比2.2ポイントの下降。「容易」は8.5%で、前年同月比1.6ポイントの下降となった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001149699.pdf