老朽化が進む水力発電の改修工事を実施
JNCは10月28日、熊本県上益城郡山都町に保有する内大臣川発電所と津留発電所の大規模改修工事を実施すると発表した。
内大臣川発電所は竣工から100年、津留発電所は97年を迎え、老朽化が進んでいる施設。改修工事では、水車や発電機などを高効率な機器へ更新する。これによって認可取水量を現状のままに維持しながら、最大出力および年間発電量を向上させる。
発電能力の増強を目指し、保有発電所の改修を順次実施
JNCグループは液晶材料や有機EL材料などを手がけているが、環境・エネルギー分野にも注力している。現在九州地区に13か所の流れ込み式水力発電所を保有しており、最大出力の総計は9万3,700キロワットに上る。
クリーンエネルギーの需要が高まっていることもあり、さらなる発電能力の増強と電力の安定供給のため、水力発電所の改修を順次進めているところだ。
既に8か所の改修工事が決まっていたが、今回、大臣川発電所と津留発電所についても大規模改修工事の実施を決定した。
JNCは水力発電事業について、
これまで培ってまいりました発電技術を生かし、自然環境、地域社会に配慮した事業活動を行い、将来にわたり安定したエネルギーの供給で社会に貢献してまいります
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
JNC株式会社のプレスリリース
http://www.jnc-corp.co.jp/news/2016/post-40.html