最高の評価を取得
戸田建設は、10月25日、ロンドンに本部を置き、環境評価を行う国際的な非営利団体CDPから、気候変動対応において特に優れた活動を行っている世界のリーダーとして、最高ランク「The Climate A List 2016」(以下、Aリスト)と認定されたことを発表した。
独自性の環境技術を採用
同社は、持続可能な社会の実現を目指す取り組みのひとつとして、長崎県五島列島にて、国内初となる海に浮かぶ風力発電所のプロジェクトを進めてきた。
このプロジェクトでは、海上を吹き抜ける風を、波間に浮かぶ風車が受け止め、そのエネルギーを一般家庭に届けることに成功した。
また、この施設で発電した電力および雨水を使い、水素を製造。自然の恵だけを燃料とした「燃料電池船」を日本で初めて建造したという。
日本では22社がAリストに
CDPは、温室効果ガス排出量削減などの気候変動問題への取り組みを調査し、その情報を開示・評価。対象は、世界の上場企業約5,000社(内日本企業約500社)にのぼる。
なお、今年度は、世界で193社、日本では22社が、気候変動緩和対策が特に優秀な企業として、Aリストに認定。その結果は今後、世界の機関投資家によって、環境対応に積極的な企業を選択し、投資するための根拠として使われることになる。
▼外部リンク
戸田建設 プレスリリース
http://www.toda.co.jp/news/2016/20161025.html