提案書にもデザイン力が必要
テンプスタッフ株式会社は10月24日、建築業界を対象とした提案書作成に関するサービス「プロポーザルクリエイト」を開始すると発表した。
2020年東京オリンピック開催に向けて現在、公共施設や道路設備の建て直し・新設、宿泊施設や商業施設のリニューアルなど建築・土木需要が急速に高まっている。そのため最近では建設業者の選定が増加している。
それに関して公平性や透明性の強化や、地域緑化、環境配慮など自治体の要請に対応していくため、コンペやプロポーザルによる業者の選定が中心となってきている。
サービス「プロポーザルクリエイト」
海外の案件はコンペやプロポーザルによる選定が中心となっているのだが、国内では提案書数枚による1次選考や、短期間で提案書による選考といった形も多い。
そのためコンセプトや特徴がわかりやすく、デザインや利用シーンがイメージできるようなストーリーを持った提案書を作成することが多くなっている。
しかし建築業界では設計士が業務の流れで提案書を作成していたため、デザイン知識とスキルをもつ専門人材を獲得することが課題となっている。
今回新たに開始する「プロポーザルクリエイト」は、多数の人材提供を行うCADチームのノウハウと、多数の企業向けデザイン実績を持つデザインチームのデザイン力を活かして、読まれやすいレイアウトやタイトル付け、見やすいゾーニングや文字数・フォントの調整などを行い、契約締結や受注につながる提案書を仕上げるというものだ。
▼外部リンク
テンプスタッフ株式会社 ニュースリリース
https://www.tempstaff.co.jp/