国際石油開発帝石、天然ガス輸送パイプライン(富山ライン)全体の供用をスタート

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国際石油開発帝石、天然ガス輸送パイプライン(富山ライン)全体の供用をスタート

2016年10月25日 20:00

竣工式を開催

国際石油開発帝石は、10月21日、新潟県糸魚川市(新青海ライン終点)と富山県富山市を結ぶ天然ガス輸送パイプライン(富山ライン)の竣工式が、日本海ガスの岩瀬工場にて執り行われたことを発表した。

この建設は、2012年4月に着手。工事は、地域の協力を得ながら、安全確保を最優先に進められてきたという。

「富山ライン」の概要

今回完成した「富山ライン」は、全長約103キロメートルの天然ガス輸送パイプラインで、同社は今年6月に建設工事を完了。

新潟県上越市に位置する直江津LNG基地から送出されるLNG気化ガスなどの天然ガスを、ライン沿線の需要家に対して供給するもので、7月20日より既に、日産化学工業へ一部供用を開始している。

なお、10月27日には、富山ラインを通じて、日本海ガスへ天然ガスの供給を開始する予定だ。これをもって、富山ライン全体の供用がいよいよ始まることとなり、富山県における天然ガスの安定かつ効率的な供給が期待できるようになった。

天然ガスの安定供給に貢献

今回の供用スタートで、同社の国内で保有するパイプラインネットワークの総延長は、約1,500キロメートルに拡大した。

同社は、今後も、成長目標の一つである「ガスサプライチェーンの強化」に努め、地域の安全を最優先に天然ガスの安定供給に取り組む方針である。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

国際石油開発帝石 プレスリリース
http://www.inpex.co.jp/news/pdf/2016/20161021.pdf

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