阪神電鉄と筆記具メーカーのパイロットが共同事業
阪神電気鉄道は10月17日、京橋2丁目6番地街区の再開発に着手したと発表した。オフィスビル「阪神グリーンビル」を含む京橋2丁目6番地街区を一体的に再開発するために、新たなビルを建設する。
阪神グリーンビルは、東京駅から徒歩5分と好立地から阪神電気鉄道が営業所を設けるほか、賃貸オフィスビルとして活用してきた。
しかし築年数が経過し老朽化が進んできたため、建て替え計画を検討していた。今回、街区一体での共同再開発計画として街区内の地権者などと合意に至り、再開発計画が決定した。隣接するパイロットコーポレーション及び個人のビル所有者との共同事業として、建て替え工事を実施しする。
上層部はホテル、中層部はオフィス
再開発計画ではホテルやオフィスなどが入居する14階建ての複合ビルを建設し、2019年春の完成を目指す。
高層部の地上7階~14階をホテルゾーンとし、阪急阪神ホテルズが運営する「レム」が入居する予定。中層部分の2階~6階は事務所ゾーンで、共同事業者のパイロットコーポレーションの本社部門が入居する予定となっている。低層部の1階は店舗ゾーンとなるが、入居テナントなど詳細は検討中とのことだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
阪神電気鉄道株式会社のプレスリリース
http://www.hanshin.co.jp/company/press/detail/1755