群馬県は、10月14日、東京都と共に設立した「利根川水系上下流交流事業実行委員会」が、「八ッ場ダム建設現場見学会」(バスツアー)を開催することに伴い、参加者を募集することを発表した。
現在建設中の八ッ場ダムは、吾妻郡長野原町(利根川水系吾妻川)において、洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道及び工業用水の新たな確保、発電を目的とする多目的ダムで、今年6月にコンクリート打設をスタートしたばかり。今回の見学会では、今しか見られない建設現場に触れる絶好の機会である。
「八ッ場ダム建設現場見学会」は、群馬県ならびに東京都在住の人を対象として、11月26日(土)に実施される。
群馬県の参加者は、同県太田合同庁舎、群馬産業技術センタ-もしくはJR前橋駅に集合。貸し切りバスにて東吾妻町の岩櫃ふれあいの郷へ向かい、東京都の参加者と合流する。
開会式、昼食後は、いよいよ八ッ場ダム建設現場を見学。次に、道の駅八ッ場ふるさと館を見学し、休憩後、集合場所へ戻る予定だ。
利根川水系上下流交流事業は、水源地域である群馬県と水の受益地である東京都の人々が、水の大切さについて意識を高め、相互の理解を深めるためのもの。
なお、今回開催される見学会の参加者は、群馬県、東京都からそれぞれ定員40名。FAX、はがき、又はインターネットにて現在申し込み受け付け中である。
▼外部リンク
群馬県 プレスリリース
http://www.pref.gunma.jp/houdou/b1600082.html
平成28年度八ッ場ダム建設現場見学会 チラシ
http://www.pref.gunma.jp/contents/000389232.pdf