保有者は共有部分のリニューアルだけでOK
東急住宅リースは10月14日、NTT西日本アセット・プランニングと、リニューアル工事付きのサブリース契約を締結したと発表した。
西日本電信電話が大阪府箕面市に保有する社宅「RENAみのお」1棟及び、区分所有マンション5戸を有効活用するために、NTT西日本アセット・プランニングとサブリース契約を締結。
東急住宅リースの負担で専有部のリニューアル工事を行い、NTT西日本アセット・プランニングは共用部のリニューアル工事を負担して賃貸マンションにリニューアルするお得なプランである。
今後は老朽化した賃貸マンションにも展開
社宅を賃貸物件としてリニューアルする場合、社宅を保有する企業がリニューアル工事を実施した後に、賃貸管理会社が借り受けるのが一般的だ。
しかし今回のプランでは、賃貸管理会社が費用を負担して専有部のリニューアル工事を行い、共用部のリニューアル工事のみ社宅保有企業が費用負担する。今回、専用部のリニューアル工事では和室の洋室化、キッチン、浴室、洗面化粧台の入れ替えなどを実施する。
東急住宅リースでは今後このプランを、社宅を保有する企業だけにとどまらず、築年数が経過した賃貸住宅を所有する個人オーナーに対しても提案していく方針だ。
▼外部リンク
東急住宅リース株式会社のプレスリリース
http://www.tokyu-housing-lease.co.jp/