新機能を搭載
オムロン株式会社は10月13日、屋外設置型単相パワーコンディショナKPMシリーズの機能をアップさせると発表した。新機能を搭載したKPM2シリーズは、12月より発売を開始する。
現在は国内のエネルギー関連市場が多様化しており、再生可能エネルギーの固定価格買取制度や、出力制御、電力小売全面自由化などエネルギー需要と供給のバランスを保ちながら使用するケースは増加していくと予測される。
また最近では住宅用太陽光発電がグリッドパリティに到達したといわれるが、今後はそれだけでなく公共・産業用太陽光発電システムも同様の状況になるとされている。そのため今後はさらに太陽光市場が活性化すると考えられる。
屋外設置型単相パワーコンディショナKPMシリーズ
オムロンは20年来、住宅や産業を対象とした太陽光発電用パワコンを提供してきた。今回新たに発売するKPM2シリーズは、屋外設置型単相パワーコンディショナKPMシリーズの機能をアップさせたものだ。
設計自由度と耐環境性、施工性を向上させており、これによって発電容量50kW未満(低圧)の太陽光発電システムや、戸建て住宅などを対象とした、重塩害タイプを追加する。
また太陽光パネルからの入力電圧・電流を拡大させることによって、50kW未満(低圧)の太陽光発電システムにおいてニーズが高くなっている「過積載」に対応する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
オムロン株式会社 ニュースリリース
http://www.omron.co.jp/press/2016/10/c1013.html