一口当たり分配金は1万1,549円
SIA不動産投資法人は10月14日、平成28年8月期(平成28年3月1日~平成28年8月31日)の決算短信を発表した。
SIA不動産投資法人はオフィスと都市型商業施設に投資する複合型のJ-REITで、スポンサーはみずほ信託銀行。
決算短信によると平成28年8月期の純利益は、対前期比4.2%減益の8億6,700万円。一口当たり分配金は、1万1,549円だった。
次期の一口当たり分配金は1万1,120円の見込み
平成26年8月期は3月に大博多ビル及び名古屋伏見スクエアビル、5月に大同生命大宮ビルの取得に係る優先交渉権を獲得。大博多ビルについては同物件を裏付け資産とする、匿名組合出資持分を取得した。
平成28年8月期末時点における、SIA不動産投資法人が所有する保有資産は19物件、取得価格の総計は743億4,700万円。また稼働率は94.0%となった。
次期となる平成29年2月期(平成28年9月1日~平成29年2月28日)は資産規模の拡大を目指すほか、賃貸仲介会社との連携強化などによって稼働率の向上並びに、賃貸事業収支の向上を図る方針だ。
業績予想では純利益が、今期より21.4%増益の10億5,200万円、一口当たり分配金は1万1,120円となる見通し。
▼外部リンク
SIA不動産投資法人のプレスリリース
http://www.sia-reit.com/