東燃ゼネラル石油と日揮の合同会社が受注
日揮は10月11日、室蘭バイオマス発電合同会社が北海道室蘭市において、再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用した発電事業を行うためのバイオマス発電所を受注したと発表した。
室蘭バイオマス発電は東燃ゼネラル石油と日揮が今回のバイオマス発電のために、共同出資して設立した合同会社である。
受注したのは東燃ゼネラル石油が北北海道室蘭市港北町に所有する遊休地に、高効率のバイオマス発電所を建設するプロジェクト。発電規模は74.9メガワットを誇り、木質バイオマス発電所では国内最大規模となる。燃料はパームヤシ殻を予定している。
今後は室蘭港埠頭での燃料受入・保管・搬送設備と発電設備の設計、機材調達、建設、試運転を遂行し、2019年秋の完成を目指す。
日揮、再生可能エネルギー発電事業に本格参入
日揮は今年5月に発表した新中期経営計画において、石油・ガス分野以外のエネルギーインフラ並びに産業インフラ、社会インフラに事業を拡大することを基本方針に掲げた。
今回のプロジェクトを足掛かりに、エネルギーインフラにおける発電事業へり本格参入を加速させる方針だ。
▼外部リンク
日揮株式会社のプレスリリース
http://www.jgc.com/jp/DisplayHtml/view/149