100%リサイクル素材を使ったユニットデッキシステム
ミサワホーム株式会社と同社グループのウィズガーデン株式会社は10月14日、100%リサイクル素材M-Wood2を使用したユニットデッキシステムを開発し、今月より全国で販売開始した、と発表した。
施工の効率化とデザイン性の向上
100%リサイクル素材M-Wood2は、1998年省資源、木の代替材、リサイクルの考えのもと、建築現場や工場から排出される廃木材と廃プラスチックを主原料とした100%リサイクル素材として、ミサワホームが開発した。
M-Wood2は、天然木の苦手な耐朽性や耐候性などを有し、色合いも肌触りも木そのもので、住宅用のデッキやフェンス、ベンチなどに使用されてきた。またトゲなどが少ないことから幼稚園遊具や公共施設、商業施設のデッキなどにも利用されている。
新しく開発したユニットデッキは、施工の効率化とデザイン性の向上を同時に実現。
今回開発したユニットデッキは、工場で下地根太を組み込むため、現場作業が大幅に短縮。従来のデッキ組み込み作業に比べ、施工効率が約35%向上した。
ユニットは、1,050mm角、1枚約26kgで、人が持ち運びできる。エレベータや屋上など、どの場所にも搬入しやすい。
デザイン面では、市松模様のデザインが簡単に出来る。また、開発中のエクステリアユニットと組み合わせると、緑化空間の実現は可能となる。
資源循環型社会の実現を目指す
ミサワホームグループは、資源のリサイクル、環境負荷の低減、廃棄物のゼロ化を進め、資源循環型社会の実現を目指す。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ミサワホーム株式会社のニュースリリース
http://www.misawa.co.jp/