株式会社クリーク・アンド・リバー社と学校法人片柳学園は10月7日、建築系CADの経験者を対象として、平成28年度文部科学省委託事業実証講座「社会基盤分野の中核的専門人材養成プログラム開発プロジェクト」【2日間でBIMの基礎を学ぶBIM講座(Autodesk Revit)】の受講生募集を開始した。
BIMは「ビルディング・インフォーメーション・モデリング」の略であり、大手ゼネコンや設計事務所を主にして広がっている、新たな建築設計手法のひとつだ。
コンピューターにて作成した3次元のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理の情報などの属性データを付加した建築物のデータベースを作り、建築の設計や施工、維持管理などあらゆる工程にて、情報活用を行うことができるようにしたワークフローだ。
米国連邦政府一般調達局がBIMでの納品を要求し始めたことをきっかけとして利用するところが増えており、今後は世界の建築業界の主流になる手法と予測されている。
日本工学院専門学校は平成24年度より文部科学省の委託事業として、中核的人材を育成するカリキュラムを開発している。
今回の講座はこれまでに開発した社会基盤のカリキュラム等を基にして、建設会社や設計事務所へ就職を希望する人、もしくは中堅社員になることを目指している人を対象とした建築技術BIMに関するステップアップ講座だ。
クリーク・アンド・リバー社は今年度より参画しており講師の選定や、カリキュラム作成、講座修了後の受講生の就業をサポートすることになっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
クリーク・アンド・リバー社 プレスリリース
http://www.cri.co.jp/news/information/20161007001722.html