受注額は約100億円
日揮は、10月5日、同社のサウジアラビア法人であるJGCガルフ・インターナショナル社が、バーレーンにてガスパイプラインおよび、ガス貯蔵タンク建設プロジェクトを約100億円で受注したことを発表した。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、Bahrain National Gas Expansion Company(S.P.C)が計画。同国アワリ地区にて、ガス処理プラントの原料ガスおよび生産される石油成分(LPG、ナフサ)を搬送するパイプライン、同製品の貯蔵タンクを建設するものだ。
同社は、2018年9月の納期を目指し、ガスパイプライン、およびガス貯蔵タンクに係わる設計、機材調達、建設工事および試運転(EPCC)役務を担当。完成後のプラントから出荷される石油成分は、バーレーン国外に輸出され、同国の経済発展に貢献することになるという。
中東地域は最重要マーケット
バーレーンを含む中東地域は、同社が多くの実績を有する最重要マーケットの一つ。これまで、バーレーン国営ガス会社向けに、数多くのプロジェクトを遂行してきた。
同国では、今後も複数の石油精製案件が計画されている。今後、同社はバーレーン国営ガス会社とのさらなる信頼関係を構築し、JGCガルフ・インターナショナル社と連携を図りながら、同地域での受注拡大を目指す方針だ。
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