パナソニックホームエレベーター株式会社は10月3日、「バリアフリー法」や「福祉の街づくり条例」などに対応した小規模建築物用の小型エレベーター「XLウェルハートV」を2016年10月4日より発売する、と発表した。
XLウェルハートVは、「バリアフリー法」や「福祉の街づくり条例」に対応した小型エレベーター。ルーム内奥行1,450mmで、業界最長。
2006年12月20日バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)が施行され、「福祉の街づくり条例」なども地方自治体で制定された。
そのため、高齢者や障害者などの自立した日常生活や社会生活を確保するため、移動等が円滑にできる旅客施設や車両等、道路、路外駐車場、都市公園、建築物が求められている。
その対策の1つとして、エレベーターの設置が推進されている。
パナソニックホームエレベーターは、従来の小型エレベーター「ウェルハート」の仕様を見直し、「バリアフリー法」や「福祉の街づくり条例」などの法律や条例で規定された基準をクリアした製品「XLウェルハートV」を開発した。
エレベーターには、「乗り場インジケーター」と「ルーム内インジケーター」を標準装備。高齢者や障害者の方向けオプションとして、音声アナウンスや聴覚障害者対応インターホンを用意。
税抜・エレベーター据付費込の希望小売価格は、419万円~534万円。2017年度の販売目標は、小型エレベーター全体で500台。
(画像はプレスリリースより)
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パナソニック株式会社のニュースリリース
http://sumai.panasonic.jp/elevator/pdf/news161003.pdf