IHIは、10月3日、JFEエンジニアリング、IHIの連結子会社でJFEエンジニアリングが49%を出資するジャパントンネルシステムズ、三菱重工業、および三菱重工業の完全子会社である三菱重工メカトロシステムズの5社にて、新事業会社「JIMテクノロジー」を設立し、営業を開始したことを発表した。
ジャパントンネルシステムズは、国内トップシェアを誇るシールドメーカー。今回、三菱重工業グループの参画により、その事業体制は、更に強固なものになると位置付けられている。
今回の統合では、ジャパントンネルシステムズと三菱重工メカトロシステムズのトンネル用シールド掘進機(以下、シールド)事業をJIMテクノロジーに分割・継承。
今後は、シールド掘進機やトンネル建設機械の企画、計画から開発、設計、現地工事、調整、保守、運転支援のほか、消耗品の供給、輸出入および販売等を手掛けることになる。
日本国内のみならず、中国・インド・ASEAN諸国を中心として、これからも堅調にシールド事業分野の需要が拡大すると見込まれる。
IHI、JFEエンジニアリングおよび三菱重工業の3社は、世界市場におけるリーディングカンパニーへの飛躍を目指し、今後もJIMテクノロジーを全面的にサポートしていく方針だ。
▼外部リンク
IHI プレスリリース
http://www.ihi.co.jp/
JFEエンジニアリング プレスリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2016/20161003075830.html
JIMテクノロジー プレスリリース
http://www.jimt.co.jp/topics/1003.html