日本初!安藤ハザマが実建築物でカーボンフットプリント認証を取得

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日本初!安藤ハザマが実建築物でカーボンフットプリント認証を取得

2016年09月29日 15:30

信頼性の高い環境ラベルを取得

安藤ハザマは、9月28日、実建築物における信頼性の高い環境ラベル「カーボンフットプリント(以下、CFP)宣言認定」を、日本で初めて取得したことを発表した。

カーボンフットプリントとは、原材料の調達から廃棄・リサイクルに至るまでの商品・サービスにて排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算し、数値で「見える化」して表示する仕組み。同社では、顧客に対し、環境負荷低減の観点から、材料・工法等の提案を行うことができるようになったという。

「見える化」の効果

今回CFP宣言認定を取得した建築物は、茨城県つくば市の技術研究所に隣接して建設した安藤ハザマの研修用宿泊施設「TTCつくば」。この施設の建設に伴うCO2排出量は、耐用年数65年あたり4,100トンと、「見える化」した。

この情報により、発注者、設計者、施工者の間でCO2削減対策などへ適用できるほか、CO2削減ポイントをより効果的に把握し、発注者に対して、材料・工法等の提案を行うことができる。

また、「見える化」情報の蓄積により、建物種別や用途に応じた環境負荷の少ない材料・工法等の研究開発を更に推進できるようになるという。

低炭素社会の実現に貢献

「TTCつくば」では、CFPにより算出されたCO2排出量の一部で、J-クレジット制度に登録されている森林間伐促進プロジェクトのクレジットを購入したほか、自社保有のクレジットを活用することで、建築物を対象としたカーボン・オフセットも実施。

今後は、環境負荷の観点から、CFPマークをいかした提案を行うとともに、CFPとカーボン・オフセットを組み合わせた取り組みを推進することで、低炭素社会の実現を目指す方針である。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

安藤ハザマ プレスリリース
http://www.ad-hzm.co.jp/info/2016/pre/20160928.html

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