8職種のうち左官が不足
国土交通省は9月27日、「建設労働需給調査結果(平成28年8月調査)」を公表した。建設業界における労働者の需給動向を、職種と地域別に調査したもの。
「型わく工(土木)」、「型わく工(建築)」、「左官」、「とび工」、「鉄筋工(土木)」、「鉄筋工(建築)」6職種と、これに「電工」と「配管工」を加えた8職種に分類し、職種ごとの過不足率を調べている。
調査によると8月における8職種計の過不足率は、0.9%の不足。前月の1.1%と比べると、0.2ポイント不足率が縮小した。6職種でも1.2%の不足となっている。特に左官の不足が顕著で、2.2%の不足となった。
東北地方の過不足状況は8職種が0.8%、6職種が1.3%の不足だった
10月の労働者確保の見通しは「普通」
10月の労働者確保の見通しは「普通」が66.9%。「困難」と「やや困難」の合計は25.5%で、対前年同月比2.4ポイントの下がった。「やや容易」と「容易」の合計も7.7%で、前年同月比で0.9ポイント上昇している。
10月の見通しについては、「普通」が63.6%。「困難」が20.2%で前年同月比2.7ポイントのマイナス。「容易」は8.8%で、前年同月比0.2ポイントのマイナスとなった。
(画像はプレスリリースより)
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国土交通省のプレスリリース
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