窯業系サイディング材の課題が増加
一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会は、窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所を開設し、窯業系サイディング材に関する相談を無料で行うと発表した。
住宅外壁の70%に使われている窯業系サイディング材は、毎年60万戸の低層住宅の外壁に使用されており、そのストック数は1,600万戸となっている。
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
30年ほど前から住宅外壁として採用されてきた窯業サイディング材は、現在メンテナンスの時期を迎えているケースが増加している。2000年(平成12年)施行の品確法以前の新築においては「直張り工法の窯業サイディング材」が多く、塗装した後に不具合が多く発生していることが課題となっている。
しかし現在は窯業系サイディング材の納まりに関してや、塗装メンテナンスの経験と知識を持った人が少ないため、相談することができる場所も限定されている。そのため専門的で詳しく丁寧な相談できる場を求める声が増加しており、それに応えるために研究所を開設した。
「窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所」では、電子メールにて窯業系サイディング材に関する各種の相談に応じていく。相談内容としては、窯業系サイディング材の塗装とメンテナンスに関する事や、注意事項、塗料の選び方、施工会社を選ぶ基準などがある。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会
http://www.newlife-a.com/mokutokyo/
プレスリリース(PRTIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000021437