発展を続けるベトナムで不動産開発にも注力
鹿島建設は9月23日、ベトナムの不動産開発市場に進出すると発表した。
アジア統括現地法人カジマ・オーバーシーズ・アジア傘下で、ベトナムのIndochina Capital社との開発合弁会社「Indochina Kajima Development社」を新たに設立する。Indochina Capital社はハノイやホーチミン、ダナンにおいて豊富な開発実績・現地ネットワークを有するデベロッパー。
今後はIndochina Capital社をパートナーにホテル、サービスアパートメント、住宅、オフィスなどを開発し、積極的に事業を展開していく方針だ。
建築と開発を両軸にベトナムで事業拡大
ベトナム市場参入に先立ってカジマ・オーバーシーズ・アジアは、ベトナムにおける不動産開発や運営ノウハウを獲得するため、Indochina Capital社の開発物件である、ダナンの「リバーサイドタワー・コマーシャルセンター」を取得した。
この物件は、ダナンで唯一のクラスAオフィスと店舗から構成される13階建ての複合施設。ダナンはホーチミン、ハノイに次ぐベトナム第3の都市で、今後もさらなる発展が期待されている。
鹿島は1994年にホーチミンのガーデンプラザホテル新築工事を皮切りに、ベトナムでは建築工事を中心に事業展開を行ってきた。今後は建築と開発を両輪としてベトナムでの事業を推進していく。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
鹿島建設株式会社のプレスリリース
http://www.kajima.co.jp/news/