株式会社トラスは9月20日、建築設計関係者用サービス「建材選択クラウドtruss(トラス)」を開設したと発表した。
現在建築設計者は建材を決定する場合に、各建材メーカーが発行している紙のカタログを見て製品を選択することが一般的だ。しかしカタログの数は決して少なくなく、小規模の設計事務所であっても100から1000冊のカタログを所有していることが多い。
そのためこの膨大な量から必要な建材の情報にたどり着くだけでも大変であり、建材メーカーが発売している商品の全体像を把握し続けるということは不可能だ。
また建材は法規や強度、値段、デザイン等考慮しなければいけない項目が多く、そのような条件を確認しながら選択をしなければいけないため手間がかかってしまう。
そのためトラスは、建築設計者がメーカーを横断して現在発売されている建材の全体像を把握することができ、それぞれの建材がどのような違いがあるのか簡単に理解でき、適切に選択することができるクラウドサービスを開発した。
「truss」は建材メーカーが製造販売している商品を、カタログ上で公開されている性能や値段によってグラフ上にプロットし、全体的な製品の分布やどの程度性能が異なるのかを一目で分かるようにレイアウトしたものだ。
グラフ上の点をクリックすれば、その近辺にある商品の一覧が画面下に配置されるため、詳細なデータまで比較することが可能だ。
▼外部リンク
建材選択クラウド truss
http://home.truss.company
プレスリリース(PRTIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000017506