津波を研究する学会メンバーによる見学会
不動テトラは9月16日、「土木学会・津波小委員会」が茨城県土浦市にある不動テトラの総合技術研究所を見学したと発表した。
津波小委員会は正式名を、「津波作用に関する研究レビューおよび活用研究小委員会」という。土木学会海岸工学委員会の小委員会の一つで、津波関係の研究の評価や実験・調査データの整理を行って、研究者や実務者が有効活用できる基礎資料の整備を目的に設置された。
不動テトラからも総合技術研究所水理研究室に勤務する社員が、波力の担当委員として参加している。
消波ブロックの性能実験などを見学
見学会は8月24日に実施され、津波小委員会ワーキンググループのメンバーのうち、14名が参加した。
メンバーは総合技術研究所にて新型被覆ブロック「ペルメックス」による津波の安定実験、消波ブロック「テトラネオ」を使った波浪の安定実験、テトラポッドの落下実験、チャンバー式津波発生装置などを見学した。
ペルメックスによる津波の安定実験では、防波堤に沿った津波の流れを実験水路内に再現し、実際に被災してから基礎マウンドが崩壊するまでの状況を再現。メンバーと社員の間では、実験手法や実験装置などについての熱心な意見交換が行われた。
参加メンバーは、
大変興味深く、刺激を受けた
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
との感想を述べている。
不動テトラは今後も学会活動に積極的に取り組み、最先端の技術やノウハウの獲得や、その研究成果を発信していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社 不動テトラのプレスリリース
http://www.fudotetra.co.jp/news/