国交省、建設工事受注動態統計調査報告(7月分)を発表

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国交省、建設工事受注動態統計調査報告(7月分)を発表

2016年09月14日 23:30

 

対象は約1万2,000業者

国土交通省は、9月9日、建設工事受注動態統計調査報告(平成28年7月分・確報)を発表した。

我が国の建設業許可業者は、約47万業者にのぼる。この統計調査は、その中から約1万2,000業者を対象に、毎月実施されているものである。

結果の概要

7月の受注高は6兆8,144億円で、前年同月比1.4%減少。22カ月ぶりに減少に転じた。

公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)額は、1兆2,706億円で、同11.3%減少。こちらは、2カ月連続の減少となった。中でも、「国の機関」からは3,233億円で、同22.5%減少し、「地方の機関」からは9,473億円で、同6.7%減少した。

民間等からの建築工事・建築設備工事の受注工事額は5,979億円で、同14.0%減少。こちらも、2カ月連続の減少となった。一方、民間等からの土木工事及び機械装置等工事の受注工事額は4,667億円で、同17.6%増加。3カ月ぶりに増加に転じた。

8月分は来月に公表

この統計調査の目的は、建設業者の建設工事受注動向及び公共機関・民間等からの毎月の受注額を、発注者別、業種別、工事種類別、地域別に内容を捉え、建設行政等のための基礎資料を得ることだ。

なお、8月分について、同省では、10月11日に公表をする予定としている。

 

▼外部リンク

国土交通省 プレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000629.html

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