パナソニック ソリューションテクノロジー(パナソニック)は25日、工事現場の見守りに必要な機材一式をレンタルする「パッケージ型クラウドレコーダー」を、西松建設へ導入したと発表した。
「パッケージ型クラウドレコーダー」は、ネットワークカメラ・ルーターなどの機器からモバイル回線まで、現場の見守りに必要な機材一式を工事期間中のみレンタルできるサービス。タブレットやスマートフォンを介して、遠隔地からでもリアルタイムで現場の様子を確認することができる。
パナソニックによれば、来日する観光客の増加等をうけ各地でホテルの建設が勢いを増す一方、建設業界においては公共事業の増加に伴う人手不足や資材の相場変動、天候不順といった課題への対応が課題となっているという。
今回西松建設でもこうした課題への対応を行う観点より、2017年6月開業予定となっている大阪市南森町のビジネスホテル解体・建設工事において、パナソニックの「パッケージ型クラウドレコーダー」を採用した。
同サービスで現場に設置されているのがネットワークカメラ「BB-SW175A」。搭載されている広角レンズと首ふり機能、さらに夜間でも高い視認性を誇る「カラーナイトビューモード」により、広大な935.47平米の敷地を1台のみで昼夜問わず見守ることができる。
工事現場の様子はこのカメラを通じてリアルタイムで確認でき、たとえ管理者が事務所や支店など遠隔地にいる場合でも、工事の進捗状況や雨風の影響、現場の作業員の安全などを確認し、迅速かつ的確な指示を出すことが可能となっている。
(画像はプレスリリースより)
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パナソニック ソリューションテクノロジー ニュースリリース
http://news.panasonic.com/jp/topics/147698.html