技研製作所と新日鐵住金、鋼管径2000㎜の大径杭の施工完了

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技研製作所と新日鐵住金、鋼管径2000㎜の大径杭の施工完了

2016年09月01日 04:00

「ジャイロプレス工法(R)」で施工

株式会社技研製作所と新日鐵住金株式会社は、北海道・望月寒川広域河川改修事業における護岸工事の一部において、鋼管径2000㎜の大径杭が初めて採用され、共同開発した「ジャイロプレス工法(R)」を用いて施工が完了した、と8月24日発表した。

技研製作所と新日鐵住金は、従来の適用最大杭径1500㎜に対して、新たに最大杭径で2500㎜まで対応可能な大型自走式回転圧入機「ジャイロパイラー(R)」を開発した。鋼管杭のサイズは杭径2000㎜、板厚22㎜、長さ18.5m。

「ジャイロプレス工法(R)」の特徴

「ジャイロプレス工法(R)」は、作業構台を必要としない自走式回転圧入機「ジャイロパイラー(R)」により先端ビット付き鋼管杭を列状に次々と回転切削圧入し、河川護岸、道路擁壁などの壁構造物や基礎構造物などを構築する工法。

主な特徴は、低振動・低騒音、既設構造物との近接施工や狭隘域施工など省スペース施工が可能、堅固な地盤への貫入が可能、既設構造物の撤去・解体工事が省略でき工期の短縮とコスト削減が図れる。

狭隘域における壁高の大きな道路擁壁等大型壁構造物へ適用

近年、防潮堤整備事業などの防災・減災分野において、より高い耐力、剛性を有した壁構造へのニーズが高まっている。今後も「ジャイロプレス工法(R)」の特徴を活用し、特に狭隘域における壁高の大きな道路擁壁等大型壁構造物への適用を図る。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

技研製作所、新日鐵住金のプレスリリース
http://www.nssmc.com/news/20160824_200.html

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