自治体と協力
株式会社ユーグレナは9月1日、株式会社中部プラントサービス、三重県、三重県多気郡多気町と協力し、国内最大級の燃料用微細藻類培養プールを建設する、と発表した。
ユーグレナが5月に採択された経済産業省資源エネルギー庁「平成 28 年度 微細藻類燃料生産実証事業費補助金」を活用し、「バイオ燃料用藻類生産実証プロジェクト」を推進する。
プロジェクトでは、燃料用微細藻類培養プールを三重県多気郡多気町の多気クリスタルタウンに建設し、燃料用微細藻類の大規模、低コスト生産技術の確立を目指す。
木質バイオマス発電所を活用し生産の低コスト化
中部プラントサービスが、6月に運転を開始した木質バイオマス発電所の隣接地にバイオ燃料向け微細藻類を研究する藻類エネルギー研究所、および培養を行うプールを建設。
微細藻類の培養に必要な二酸化炭素源やエネルギーは、木質バイオマス発電所より排出されるガス、水、熱などを活用し、バイオ燃料向け微細藻類生産の低コスト化に取り組む。
総面積3,000平方メートル以上のプール
プロジェクトは2016年10月より開始し、2018年には培養プールのスケールアップを経て総面積3,000平方メートル以上の国内最大級の燃料用微細藻類培養プールとなる予定。
▼外部リンク
株式会社ユーグレナのプレスリリース
http://www.euglena.jp/updates/news/20160901/