加和太建設株式会社は9日より、同社が提供するクラウド型建築施工管理支援システム「IMPACT(インパクト)」において「入札支援機能」を追加し、最新版としての提供を開始した。
IMPACTは見積もりや実行予算の作成をはじめ、発注、予算・原価管理といった建築工事にかかわる種々の業務を一元管理できるクラウド型サービス。パソコンに不慣れでも扱えるシンプルな操作性を持たせつつも、データ連携や電子承認機能、豊富な検索条件によって無駄のない工程を実現できるのが特徴だ。
同システムは2015年6月の運用開始以来、ユーザーの要望に応えたバージョンアップを随時実施してきた。今回新たに追加された「入札支援機能」は、入札における予想と結果の差異を最小にとどめ、正確な予想原価の算出を可能としたもの。
同社によれば、落札率向上にあたっては従来の経験や勘に基づく原価の予想を排し、合理的かつ精緻な見積もりによる戦略的な入札をおこなうことが求められるという。この「入札支援機能」には同社が自社で導入した際、落札率が2倍に跳ね上がった手法を導入。企業の入札戦略をしっかりサポートする造りになっているとのことだ。
なおIMPACTの導入には1人あたり2000円の月額使用料金に加え、月額基本料金10000円が別途必要(価格はいずれも税別)。またサーバー設置が不要で初期費用も0円であり、同社では手軽な導入とコストを抑えた運用が可能だとしている。詳細はIMPACTの公式ページまで。
▼外部リンク
加和太建設株式会社 プレスリリース(アットプレス)
https://www.atpress.ne.jp/news/111560
IMPACT 公式ページ
http://info.impact-construction.net/