1.4MWの太陽光発電設備を屋根に
ソーラーフロンティアは、9月8日、イタリアのミラノ近郊にオープンした同国最大のショッピングセンター「Il Centro」の屋根に、合計1.4MWのCIS薄膜太陽電池を設置したことを発表した。
プロジェクトの概要
今回のプロジェクトで、ソーラーパネルを供給したのは、トスカーナ州フィレンツェに本社を置く販売代理店P.M.Service社。施工はこれまでに約2,000件の太陽光発電所を手掛けたING社が担当した。
Il Centroの屋根上に設置されたのは、出力170Wpのソーラーフロンティア製ソーラーパネル8,295枚。発電した電力は、商業施設の照明および空調設備に使用され、ショッピングセンターにおける一日の電力消費量の約50%を賄うことになる。
また、二酸化炭素排出量を毎年800トン以上削減できると同時に、上昇する電気料金の負担も低減。余剰電力については、売電される計画である。
革新的なソリューションを提供
今回のプロジェクト参画について、同社は、欧州の時代の流れを象徴するモデルケースとなり得る内容だと期待を寄せる。
同社は、世界最大のCIS薄膜太陽電池のソリューション企業。今後も太陽による快適でクリーンな暮らしをすべての人に提供していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ソーラーフロンティア プレスリリース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2016/