8トン後方超小旋回クラスを開発
キャタピラー・ソリューション・エンジニアリング株式会社が18日、分割仕様油圧ショベルラインナップの拡大を行うために、8トン後方超小旋回クラスを追加で開発したと発表した。
なお、キャタピラー・ソリューション・エンジニアリングは、Catブランドの建設機械・ディーゼルエンジン等の販売やサービスを行っている日本キャタピラーグループの一つだ。
キャタピラー・ソリューション・エンジニアリングではこれまでにも、災害対策用として複数に分割した油圧ショベルをヘリコプターで輸送している。
災害復旧にも対応
この油圧ショベルは現場で組立することができる、12~24トンクラスの分割仕様油圧ショベルである。今回はさらにラインナップを拡大するために、8トンクラスの308E2CRの分割タイプを開発した。
小型機械を分割タイプにしたことによって、輸送路がない山でも送電鉄塔基礎工事に対応することが可能となった。現場での分解組立に関しては、ヘリコプターで輸送可能にした超小型クレーンなどのタイプを使用しながら行っていく。
また現場ですぐに分解や組立を行うことができるように、そのうえ配管・配線等が正確で迅速に行うことができるよう工夫する。今後は送電鉄塔工事や災害復旧にも使用していく予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
キャタピラー・ソリューション・エンジニアリング株式会社
https://www.nipponcat.co.jp/products/excavators/
プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000013599.html