- 目次
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- 基本のフォーマット空欄を埋めれば、完成!
- 志望動機サンプル集お手本がほしい方へ
- 志望動機の探し方志望動機が、思い浮かばないときに
- 面接用の「志望動機」面接前日に読めばOK
- 志望動機のポイントまとめ
志望動機は、下記の通り3つの文章(合計150文字~200文字)でまとめましょう。一般的な履歴書で、10行以内が目安です。
「 」のため、貴社を志望しました。
これまでの仕事で「 」だったため、「 」に携わりたいと考えました。
特に貴社が「 」に強みを持っており、「 」ができる点に魅力を感じています。
各空欄に何を書くか?
1文目なぜ応募したのか
「 」のため、貴社を志望しました。
採用担当者がまず知りたいのは、「転職・就職して何を叶えたいか?」という結論です。一言目で、何を叶えたくてその会社を選んだのかをシンプルに伝えましょう。
2文目転職・就職の「動機」は?
これまでの仕事で「 」だったため、「 」に携わりたいと考えました。
「前職では仕事の範囲が狭く、スキルアップできなかった」など、応募に踏み出した動機を伝えます。
3文目その会社を選ぶ特別な理由は?
特に貴社が「 」に強みを持っており、「 」ができる点に魅力を感じています。
最後に必ず、「その会社でなければならない理由」を伝えて、企業をしっかり考えて選んでいることを伝えましょう。
「その企業ならではの強みがあるから、自分の希望が叶いそう」といった内容を具体的に書くことで、志望度が高いという印象を与えられ、好印象に繋がります。
先ほどのフォーマットを活用し、8種類の例文を作成しました。ご自身の考えに近いものを選び、参考にしてください。
規模の大きい仕事に携わりたい場合
- 1文目なぜ応募したのか
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大規模案件の経験を積み、スキルアップするため、貴社を志望しました。
- 2文目転職・就職の「動機」
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これまでの仕事で「タワーマンションなど大規模な現場を任されたことがあり、多くの人との関わりの中でスキルアップを実感できた」ため、「成長に繋がる大規模案件」に携わりたいと考えました。
- 3文目その会社を選ぶ特別な理由
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特に貴社が「数億円規模のタワーマンションの建設」に強みを持っており、「経験を活かしつつ成長できる機会が豊富にある」という点に魅力を感じています。
上流(発注者・ゼネコン)で働きたい場合
- 1文目なぜ応募したのか
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「発注者に近い上流工程での業務を経験したい」と考え、貴社を志望しました。
- 2文目転職・就職の「動機」
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これまでの仕事では「下請けの立場で工程管理を行ってきました。一方で、より効率的な工程管理を実現する」ために、「発注者に近い立場の仕事」に携わりたいと考えました。
- 3文目その会社を選ぶ特別な理由
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特に貴社が「親会社から仕事を直接請けている」という強みを持っており、「裁量を持って管理」ができる点に魅力を感じています。
専門知識を活かせる仕事がしたい場合
- 1文目なぜ応募したのか
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「プラント建設の専門知識を活かせる仕事に携わる」ため、貴社を志望しました。
- 2文目転職・就職の「動機」
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これまでの仕事で「6年間、プラントの建設・運用に携わってきたものの、近年は担当する機会が少なくなった」ため、「知識を活かせる職場を探したい」と考えました。
- 3文目その会社を選ぶ特別な理由
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特に貴社が「大手鉄鋼メーカーのグループ企業として、プラントの建設・運用案件に注力している」という強みを持っており、「専門知識を活かせる機会が多い」点に魅力を感じています。
資格が活きる仕事をしたい場合
- 1文目なぜ応募したのか
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「一級建築施工管理技士の資格を活かして所長として働きたいと考えた」ため、貴社を志望しました。
- 2文目転職・就職の「動機」
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これまでの仕事でも「資格を活かせる4000万円以上の大規模案件を担当したものの、所長経験が積めなかった」ため、「大規模案件を主体とした企業に移って所長経験を積みたい」と考えました。
- 3文目その会社を選ぶ特別な理由
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特に貴社が「大規模商業施設や高層ビルの建設」に強みを持っており、「30代から大規模案件の経験を積める」点に魅力を感じています。
勤務地以外に、その会社を選んだ理由がある場合
- 1文目なぜ応募したのか
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「担当できる物件の幅を住宅以外にも広げる」ため、貴社を志望しました。
- 2文目転職・就職の「動機」
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これまでの仕事では「低層マンションなどの中規模な案件が中心」だったため、「将来のキャリアを広げるために多彩な物件」に携わりたいと考えました。
- 3文目その会社を選ぶ特別な理由
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特に貴社が「高層マンションや住宅、商業施設など、取扱物件の幅」に強みを持っている点に、魅力を感じています。業務エリアも首都圏限定のため、家庭と両立できる点でも魅力的だと感じました。
勤務地以外の理由が、どうしても思いつかない場合
- 1文目なぜ応募したのか
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「担当する現場のエリアを限定できる」ため、貴社を志望しました。
- 2文目転職・就職の「動機」
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これまでの仕事では「全国各地への出張がメイン」だったため、「仕事と家庭を両立できる、エリアを限定して就業可能な仕事」に携わりたいと考えました。
- 3文目その会社を選ぶ特別な理由
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特に貴社ならば「首都圏限定の勤務が可能であり」、「取扱物件も経験を活かせるものが中心のため馴染みやすい」点に魅力を感じています。
- ポイント
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働き方・待遇に関する話題は「条件がよければ、どの会社でもいい」という誤解を招きやすいので注意。待遇目当てだと思われないように「仕事にも魅力を感じて、応募先を選んだ」と伝えましょう。
ただし、働き方以外の志望動機が思い浮かばない場合には、無理に理由をつくる必要はありません。
志望動機が見つからない場合、どうする?
「志望動機の探し方」を参考にして、「規模の大きい仕事に携わりたい」の例文に近づくように「企業を選んだ理由」を洗い出してみましょう。
社会人経験がある人
- 1文目なぜ応募したのか
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「生活のインフラを支える、やりがいの大きな仕事に就きたいと考え」、貴社を志望しました。
- 2文目転職・就職の「動機」
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「一度は自動車業界の営業職を経験したものの、建築業界への憧れがありました。施工管理ならば、営業職で培った折衝力を活かして未経験から転職できると伺った」ため、「施工管理」への転職を決意しました。
- 3文目その会社を選ぶ特別な理由
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特に貴社が「水道や道路工事等の公共工事が多い」という強みを持っており、「インフラを支えるやりがいを感じながら、意欲を高く持って働ける」という魅力を感じています。
学生
- 1文目なぜ応募したのか
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「生活に欠かせない住宅づくりに携わる」ため、貴社を志望しました。
- 2文目転職・就職の「動機」
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「建築物を作り上げること、特に生活と密着する家づくりに興味を持っています。建築業界は未経験ですが、施工管理の仕事はチームワークが重要だと伺った」ため、「飲食店のアルバイトで培ったリーダーシップを活かして住宅づくり」に携わりたいと考えました。
- 3文目その会社を選ぶ特別な理由
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特に貴社が「一般住宅の建築」に強みを持っており、「住人の生活を支える家を作り上げる実感を得られる」点に魅力を感じています。
- ポイント
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未経験者を採用する際に企業側が知りたいのは、施工管理の仕事への適性・意欲です。
以前に経験したことと施工管理の共通点を伝え、「施工管理に必要な能力を持っていそう」というイメージを与えましょう。
施工管理に必要な能力とは?
- コミュニケーション能力/リーダシップ(対人折衝が多い仕事のため、不可欠な能力)
- 計画性・調整力(工事計画が変更されることも多いため、臨機応変なスケジュール調整能力が必要)
「何を言えばいいか、正直わからない」という方に、志望動機を考える方法をお伝えします。
STEP 01
応募したいと思った理由を、できるだけ多く書き出す。
STEP 02
書き出した「理由」に、優先順位をつける。
例えば、こんな風に理由を並べる…
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- 優先1
- 都内で働きたい
-
- 優先2
- 給料は高めがいい
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- 優先3
- 仕事内容は、できれば変えたくない
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- 優先4
- 土日休みがいい
-
- 優先5
- ゆくゆくは、スキルアップもしたい
STEP 03
待遇・働き方以外の「理由」を、志望動機のベースにする。
先ほどの優先1~5を整理すると…
待遇・働き方
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- 優先1
- 都内で働きたい
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- 優先2
- 給料は高めがいい
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- 優先4
- 土日休みがいい
待遇・働き方以外の理由
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- 優先3
- 仕事内容は、できれば変えたくない
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- 優先5
- ゆくゆくは、スキルアップもしたい
こちらの2つの理由を「志望動機のベース」にする。
STEP 04
「理由」を見栄えのいい表現に言い換える。
先ほどの内容の場合…
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- 優先3
- 仕事内容は、できれば変えたくない
ネガティブな言い方なので、「経験を活かして仕事をしたい」など、ポジティブに言い換える。
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- 優先5
- ゆくゆくは、スキルアップもしたい
十分ポジティブなので、そのままでOK。
STEP 05
理由をさらに具体的にして、志望動機の「型」にはめる。
「経験を活かして仕事をしたい」「スキルアップしたい」の内容を具体的にして、志望動機を実際に作成します。
たとえば「大規模な案件に携わり、スキルアップしたい」という方向性で内容を具体的にすると、「規模の大きい仕事に携わりたい」の例文が出来上がるので、参考にしてください。
- 1文目なぜ応募したのか
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大規模案件の経験を積み、スキルアップするため、貴社を志望しました。
- 2文目転職・就職の「動機」
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これまでの仕事でタワーマンションなど大規模な現場を任されたことがあり、多くの人との関わりの中でスキルアップを実感できたため、成長に繋がる大規模案件に携わりたいと考えました。
- 3文目その会社を選ぶ特別な理由
-
特に貴社が数億円規模のタワーマンションの建設に強みを持っており、経験を活かしつつ成長できる機会が豊富にあるという点に魅力を感じています。
面接で志望動機を聞かれた際も、基本的には履歴書などで書いた内容を話します。
ただし、最後に補足として「入社後の抱負」や「将来のビジョン(どんなキャリアを積みたいか)」を話しましょう。志望度・意欲が高いという印象を与えられます。
面接で加える「補足内容」の例
将来的には、御社で大規模マンションでの施工管理経験を積み、現場代理人を目指したいと考えています。
採用担当者に伝えたい「3つのポイント」
- 志望度の高さが伝わるか?
- 待遇や働き方がメインに見えていないか?
- この企業に応募する「必然性」が伝わるか?
志望動機づくりで大切なのは、その会社に応募した理由・志望度を、採用担当者へ伝えること。
基本のフォーマットを使い、上記の3つのポイントを押さえた文章を作りましょう。文章作りに苦手意識がある方も、「あなたがその企業に応募したい理由」に一番近い例文を参考にすると、考えを形にしやすくなります。ぜひご活用ください。