海洋土木業
海洋土木業とは、埋立、浚渫(しゅんせつ)、護岸(ごがん)、橋梁基礎工事、海底トンネル工事など海洋に関わる工事に携わる業種のことである。これらの海洋土木工事や、港湾施設建築工事を請け負う建設業者はマリコン(Marine Constructorの略)と呼ばれる。2011年の東日本大震災発生後、海洋土木業界では復興工事に携わる人材の不足が深刻化した。
※浚渫…港湾・河川・運河などの底面をさらって、土砂や岩石などを取り去る土木工事のこと。
※護岸…海岸・川岸の堤防などを補強して、高潮や洪水などの水害から守ること。またはそのための施設。
■海洋土木業の業界団体
海洋土木業に携わる企業が加盟する業界団体として、一般社団法人日本埋立浚渫協会が組織されている。現在会員となっている会社は、27社である。