リニア中央新幹線
リニア中央新幹線とは、東京ー南アルプスを通貫して、名古屋ー大阪までを1時間で結ぶ新たな新幹線のことである。
リニア中央新幹線の営業運転時の目標スピードは、時速500kmである。この航空機並みのスピードに加え、リニア中央新幹線には1編成あたり1,000人を運ぶ輸送能力がある。新たなルートで三大都市圏を結ぶ国家的プロジェクトは、企業活動や個人の消費を大きく刺激すると予想されている。
また現在、東京ー名古屋ー大阪を結ぶ東海道新幹線は、開業後50年が過ぎていて、経年劣化や東海地震など大規模災害に対する備えをしなければならない時期にきている。東海道新幹線のバイパスとしての役割と、災害に強い国土づくりを進めるためにも、2014年に建設段階に入ったリニア中央新幹線の早期全線整備が望まれる。