軟弱地盤
軟弱地盤とは国土交通省が作成した「宅地防災マニュアル」などに記載されている、構造物の建築に向かないやわらかい地盤の総称。泥・水分を多く含んでいるやわらかい粘土や砂からできている地盤を指し、具体的には谷地や後背湿地、三角州や埋立地に多い。
軟弱地盤の上に建つ構造物は、地震時の共振(建物の揺れと地面の揺れが揃い、揺れが増幅される現象)と液状化現象による倒壊に注意する必要がある。
軟弱地盤に構造物を建てる際の対策としては、以下のようなものが挙げられる。
・地下水位を下げる
・地盤を締め固める
・土の粒の大きさを大粒に変える、もしくは非常に細かく粘着力のある土に変える